2010年12月10日金曜日

判断と決断

判断と決断は違うと思って、仕事をしてます。

簡単にいうと、判断は何らかの根拠があり、決断はそういうものはないんだと思っています。つまり、管理職(僕の会社でいうと執行役員)以下は判断をしているのであり、経営者は決断をしていると思います。

なので、これまで僕は仕事のいろんな場面で判断をしてきましたが、決断はほとんどしたことがありません。「ほとんど」というのは、決断せざるを得ない場面もあったからです。そこが僕の会社の悪いところでもあり、僕にとってはよかったところでもあるのですが。

で、今日はこの重要性を感じさせる場面がありました。しかし残念ながら、僕から見るとよい方向ではありません。つまり、判断すべき人が判断せずに、決断すべき人に判断してもらった。その結果、全体が上へ下への大騒ぎになってしまったのです。

あらためて、役割分担って大事だなと思いました。決断すべき人に判断してもらうということは、いくつかの問題点があります。ひとつは、責任転嫁。ひとつは、時間・お金などの無駄。ひとつは、判断の遅れ。どれも悪い方向にしか向かないように思います。

僕の会社は年末に向け、また忙しくなりそうです。23日から休暇をとっている僕以外は。

0 件のコメント:

コメントを投稿