2011年6月16日木曜日

餅は餅屋

何事も専門家に聞くのが一番。てな感じですかね。

仕事をしているとすごく感じます。一番効率がいいんですよね。もちろん、他に重視するものがあれば別なんですが、普通に仕事しているときは許される限り専門家に聞いたほうがいいです。

会社組織の中で働くということは、これがやりやすいです。それぞれの専門が部署で別れているわけですし。だから利用しない手はないです、普通は。

ただ、これを利用するには前提条件があります。それはある事象が起こったときに、どこの分野の話しなのかが理解できる能力が必要だということです。簡単そうに見えて、実はこれが一番難しいかもしれません。実際、これが出来ていない人はたくさんいます。

出来ていない理由は大きく分けて2つではないかと思います。まず1つ目は、全くわかっていない。そして2つ目は、わかっているがプライドが邪魔をする。

やっかないなのは後者です。わかりやすい例をあげると、上司だから部下のやっていることをわかっていると勘違いしてしまうことです。これは無茶苦茶プライドが邪魔をします。それに、遠因としてはこのことを理解していないそのまた上の上司がいることです。

ちょっと会社組織の話しになってしまいましたが、ちょっと前に長崎大学の教授が放射性物質関係で叩かれはじめました。

実はこれも「餅は餅屋」の本質を捉え違ってしまったからではないかと思うのです。それは教授がなのか周りの人がなのかは今一わかりませんが。。。

つまり、その教授が言っていた「100ミリシーベルト以下のリスクはわからない」という発言は専門家の言葉として適切だと思うのですが、それ以上のことを発言していたりしたのであればそれはちょっと行き過ぎてしまったのかと思います。

いずれにせよ、この役割分担というか、そういうのってすごく難しいです。でも、結構大事なことなんではないかなと思っています。

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