2011年7月12日火曜日

誠実であるということ

汚染牛の話題です。

あるニュース番組でコメンテーターが「この種の報道をするときに我々が報道することによって混乱を招かないか?ある種の覚悟が必要なんです。でも事実を報道することが大切だ」と言っていました。

私にはおごりにしか聞こえず、腹立たしい思いがしました。この発言は「私は特別な身分の人間だからこういう情報を得ることができる」ということが前提にあるように見えるんです。「だから、判断力が弱い一般人に伝える前に私が判断しなければいけない」というような。

人をなめすぎです。

こういう考え方はいろんなところで前提にあるようで、発生していると思います。国でも会社でも。地位が高い人はこういう勘違いをする人が多いようです。ひょっとすると、これは怖いことですが周りの環境がそういう人を作っていくのか?

このブログでも何度も書いている気がするのですが、地位とか立場とか、そんなものは前提として「誠実であること」がないといけません。逆に、地位が上になればなるほど、立場が有利になればなるほど、自分が損をするぐらいに誠実でなければいけないと私は思います。

少なくとも私はそういうことを常に大事にしながら生きていきたいなと思います。

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