2010年12月23日木曜日

人間力

今日、髪を切りました。

いつも髪を切ってもらっている方といろいろと話しをします。会社や、マンションや、年末年始の予定や、独立などの話しです。

独立の話しをしていたところ、その方のお客さんで営業代行の会社を立ち上げた方の話しになりました。その方に「営業で一番大事なことは?」と聞いたところ、答えが「人間力」だったそうです。

頭ではわかっているのですが、そういう方がいうと説得力があります。「泥臭いところを経験しないと、本当の営業にはなれない」と言っていたそうです。

なんでもそうだと思いますが、やはり泥臭い部分を経験していかないと本物にはなり得ないんだなと思いました。

僕がやっている職種もそうです。まぁ、法務なんで泥臭い話しが多いのですが、それでもきれいな仕事と汚い仕事があります。このなかで、汚い仕事を上手にこなせるようになってこそ、一人前なんだと思います。そういう泥臭い仕事を無難にこなしたら周りからの安心感がでてきます。そして、周りが仕事をまかせてくれるようになるんです。

すべての職種に泥臭い部分があるかはわかりませんが、大変な、みんなが嫌がる仕事をやってこそ、本当のチカラがついてくるんです。だから、チカラをつけようと思ったら、みんなが嫌がる仕事を引き受けなきゃだめです。

いつまでもぬくぬくといると、それ以上チカラがつかなくなります。そこをもう一歩、先に進むために、ちょっとだけ辛い思いをしなければいけないんだと思います。

泥臭いことをやると、現場がわかります。そこで働く人の気持ちもわかるようになるはずです。そうすることによって、人間力がついていくんだと思います。

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